12時間半/124駅?飯田線一周 青空フリーパスの旅

おでかけ

正月?三が日、少し時間ができたので前から一度乗ってみたかったJR飯田線?に乗ってきました。せっかくなので東海道線で豊橋まで行って飯田線で長野へ帰りは中央本線で名古屋に帰ることに。今回は青春18きっぷではなく青空フリーパス?を使いました。土日と年末年始しか使えませんがいつでも自動券売機で買えますし子供料金の設定もあります◎

青春18きっぷほどのコスパではありませんが青空フリーパスは2,620円と追加で買った乗車券は1,980円とで4,600円の電車旅です。18きっぷと違って最悪、挫折した際に特急券を買い足して特急にも乗れます。
夜明けの岡崎駅。寒いしまだ薄暗く東の空は少し赤い。

旅のスタートはJR東海道線の岡崎駅。ここで青空フリーパスを買って豊橋行きの新快速に飛び乗ります。

ちょうど大垣行の新快速が停車中でした。正月も3日目の朝なので座席はガラガラゆっくり座れました。

【1本目】新快速 関ケ原発 豊橋行き 岡崎7:17発 豊橋7:42着 所要時間 25分 2駅

途中停車駅は蒲郡だけで直線は飛ばしまくるのでめちゃくちゃ速いです。名鉄と競合しているからでしょうね。始発ではありませんが正月と言う事もありガーラガラで余裕で座れました。

ココの豊橋駅は改札の中で名鉄とJRが入り乱れた謎な構造になっている。飯田線1・2番ホームの横に名鉄特急が発着する。

乗り換え時間は29分、この先の長旅に備えて食料調達とお手洗いを済ませて2番線に向かいます。右の1番ホームの新しい車両は先発の豊川行、今回乗るのは左の2両編成の後発の天竜峡行。

天竜峡行の213系より豊川行の313系の方がよさげに見えます。

【2本目】普通 豊橋発天竜峡行 豊橋8:11発 天竜峡12:07着 所要時間 3時間56分 48駅

豊橋出発直後は相乗りしている名鉄本線と別れを告げの飯田線をひた走ります。始発なので転換クロスシートにゆったり1人で座れましたので乗車率は50%くらいですかね?豊川を過ぎて新城くらいまで来るとだんだんと山の中に入っていきます。相変わらず駅と駅の間隔は地下鉄並(笑)

思ってた豊川稲荷のおいなりさんでなかった・・・

豊橋駅の乗り換えの際に慌てて買ったミニ稲荷、豊川稲荷ぽい絵が描いてありますが関係あるんでしょうか?壺屋弁当部って初めて聞いたんですが有名なんですかね?でも美味しかったです。

停車時間の長い駅ですが駅前も何もないので皆さん思い思いにお手洗い、ゴミ捨て、散歩、写真撮影。天気がよくてよかったです。

飯田線は豊川からは単線なのですれ違いで待避線のある駅では停車することがあります。この中部天竜ではなんと20分待ち・・ありえん。電車に荷物おいたままみんな改札出て時間潰ししてました。

日本屈指の秘境駅が恋成就駅?おじさんたちが何人か下車してていきましたが・・次の電車くるの何分後?(笑)

途中の秘境駅の一つの小和田駅です。最寄りの民家は徒歩20分で1軒のみ、車では駅前までこれないようなすごい場所の駅が、この沿線にはここ以外にも何か所かあるようです。このあと天竜峡駅に着きましたが・・

電車待ちの時間に近くを散歩、天気は良い。

正月?なので駅前のお店は全部しまっています(;^_^A 乗り換え時間が24分あるので周りを散策。観光案内所とその向かいに広場ありました。下の天竜川では川下りの乗り場があるけど正月から乗る人いないよなぁ。空が青くて奥の山々⛰の頂は白いですね。次の電車がホームに入ってきたので戻りましょう。大半の豊橋から来た人が同じ電車に乗るので豊橋側からももっと岡谷行直通運転を増やしてもいいと思うのですが・・

またおんなじ213系の2両だよ。直通運転でいいじゃん‥

【3本目】普通 天竜峡発茅野行 天竜峡12:23発 岡谷15:55着 所要時間 3時間22分 45駅

始発でこちらも転換クロスシートで快適でした。帰省から特急あずさ?で東京?に戻る人などが途中から乗ってきましたが満員と言うほどでもありませんでした。

木曽山脈?の上の方は白いですね。空が青くてすごく映えます。天気大事だわ~

電車は天竜峡を出て天竜川沿いに進みます。飯田駅を過ぎると青空フリーパスのエリアから出てしまうので車両さんに声をかけて飯田~木曽平沢までの乗車券を買いました。2日間有効でしたので途中下車もOKですね。このあと駒ヶ根あたりまでは支流の谷沿いに大きく何度も蛇行するので全然電車は進みません。そのかわり木曽山脈の山々?が近く迫って、また遠のいてときれいなアルプスが角度を変えてみることができます⭕️

このあと乗務員が伊那松島、辰野で交代します。辰野はJR東海と東日本の切れ目なので理解できますがその手前の伊那松島がすぐ辰野なのに??です。駒ヶ根あたりからは建物も増えてきて普通の生活感のある景色になってくるのでちょっと天竜峡やアルプスの車窓と比べると退屈です。そろそろ桃鉄で言うところの特急カードを使いたくなってきました‥

諏訪湖を前面に押し出した駅看板ですが文字が見にくくない?

岡谷につきましたがすでに周りは薄暗くなり始めています。新宿方面から来た特急あずさは5分ほど遅れてきます。このあと中津川までこの影響を受けることに・・・

JR東海のオレンジではなくブルーのJR東日本。はるばる高尾からやってきた長距離には不向きの211系のロングシートバージョンです。

【4本目】普通 高尾発松本行 岡谷発 16:31【遅】塩尻16:41着【遅】所要時間 10分 2駅

今回唯一のロングシートだったんじゃないでしょうか?でもたった2駅。やはり何度見ても中央線の辰野支線は理解に苦しみます。『大八廻り』なんて呼び名があるのでややこしい歴史があるんでしょうね。

少数派のJR東海がオレンジ色で頑張っていますね。上の緑2本は大八廻りの名残ですね。もういらんのんとちゃう?

塩尻は24分の乗り換えですが軒並み松本方面の特急が遅れていてそのあおりで次に乗る電車も遅れます。

この間に念願のエキナカの日本一?小さなそば屋にいきたかったんですがなんとやってない!改札の外側ではやってると書いてあったので回ってみましたが正月休みのようでした。残念、また今度!

ワンマン2両仕様の313系

【5本目】普通 塩尻発中津川行 塩尻発17:05【遅】中津川着18:51【遅】所要時間1時間46分 20駅

今回初のワンマン運転。人員削減で仕方ないのかもしれませんがなんか車掌さんいないと味気ないですね。あとホームの大きな鏡も風情ないと感じるのは僕だけでしょうか?途中、贄川のあたりでは雪がちらついていました。びっくりしたのは塩尻から乗ったほとんどのお客さんが中津川まで乗っていたことです。意外とみんな特急使わないのね。あと暗くて街明かりもないので車窓は全く楽しめないので退屈です。

やっと中津川に到着、岐阜県まで帰ってきました。4分の乗り継ぎなのですが長野の特急遅れの影響を受けて到着が遅れ乗り換えダッシュが必要となりました。

発車直前に撮ったミラクルショット?313系6両編成

【6本目】快速 名古屋行き 中津川発18:51【遅】多治見19:42【遅】所要時間47分 7駅

名古屋まで快速で一気に帰れると思ったのはトリックで中津川~多治見間は各駅停車でした。それでも駅と駅の間隔が広いので早く感じられるのは飯田線の呪縛からまだ解かれていない証拠ですね。この快速列車の編成は前の方の車両はクロスシート、後ろの車両はロングシートとなっていましたのでクロスシートでゆっくりさせていただきました。名古屋に近づくにつれてどんどん乗降客が増えていきます。ただし特急しなのにまた抜かれるのですが、ここでも遅れている特急を待つ必要があり、4~5分遅れでの運転でした。

さて、岡崎~多治見まで乗車乗り換え時間12時間25分、124駅の飯田線のぐるり旅。いかがだったでしょうか?みなさんは挑戦してみたくなりました?お天気だけは気にして出かけることをお勧めします。あとできるだけ朝早く!暗い車窓からは何も見えず電車旅は全く面白くありません。コロナ対策で定期的に車内の換気をしていますので暖かく体温調整できる服装がいいです。もちろんマスクも必着です。

『私も次回は是非、逆回りで!』とは思いませんが(何故って?座りっぱなしでお尻が痛いから・・・)でも一度くらいは・・名古屋のテレビ塔と同じ感覚ですかね(笑)

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